• ヨゼフ・シュパチェク

    Josef ŠPAČEK

    ヴァイオリン

    VIOLIN

    © Radovan Subin

プロフィール

"シュパチェクに備わる卓越した演奏技術は言うまでもなく、彼が身につけている音楽性や演奏解釈こそが驚異的なのである。" (インターナショナル・レコードレビュー)

1986年チェコで産まれたヨゼフ・シュパチェクは、同世代の中で最も卓越したヴァイオリン奏者として一気に頭角を現している。ニューヨークのジュリアード音楽院でイツァーク・パールマンに、フィラデルフィアのカーティス音楽院でイダ・カヴァフィアンとハイメ・ラレードに、そしてプラハ音楽院にてヤロスラフ・フォルティーンに学ぶ。2008年カール・ニールセン国際ヴァイオリン・コンクール3位、12年エリザベート王妃国際コンクールのファイナリスト。

2011年から15年12月まで、シュパチェクは名門チェコ・フィルハーモニー史上最も若いコンサートマスターを務め、2016年1月、同管弦楽団はシュパチェクに「アソシエート・アーティスト」の称号を与えている。

2019/20シーズンをもってコンサートマスターの職を離れ、ソロ活動に専念することが発表されている。

ソリストとして、フィラデルフィア管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー、バンベルク交響楽団、ルクセンブルク・フィル、ヘルシンキ・フィル、ロッテルダム・フィル、トリノRAI管、上海交響楽団、メルボルン交響楽団、東京都交響楽団、京都市交響楽団、マレーシア・フィル、クイーンズランド響等から招かれている。

共演した指揮者も、ビエロフラーベク、フルシャ、ゲルギエフ、エッシェンバッハ、ホーネック、ビシュコフ、メルクル、インバルと言った名前が挙げられる。

リサイタルや室内楽などの活動も活発で、その演奏は常に注目を集めている。

2006年に最初のCDをリリースして以来、すでに4枚のCDを発表しており、とりわけビエロフラーベク指揮チェコ・フィルによる、ドヴォルザーク、ヤナーチェクの協奏曲とスークのファンタジーのCDは高い評価を受けている。チェコ版フォーブス誌では14年の「最も影響力のある30歳未満の30人」に選ばれている。

使用楽器は、Ingles & Haydayから貸与された1732年製のグァルネリ・デル・ジェス "Le Brun;Bouthillard"。

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