ｾﾊﾞｽﾁｬﾝ･ｼﾞｬｺｰ

Sébastian Jacot

1987年スイスのジュネーヴ生まれ、ジュネーヴ高等音楽院でジャック・ズーンに師事。2013年神戸国際フルートコンクール、2014年カール・ニールセン国際フルートコンクール、2015年ARDミュンヘン国際音楽コンクールの全てで優勝。ベルリン・フィ ルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者を務めたほか、クラウディオ・アバドに招きによりマーラー・チェンバー・オーケストラやオーケストラ・モーツァルトでも演奏。 日本では、小澤征爾の招きによりサイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽だのメンバーとしてその素晴らしい演奏を聴かせてくれている。また、ソリストとしてバイエルン放送交響楽団、NHK交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団をはじめ、多くの楽団と共演を重ね、幅広いレパートリーを持つ名手としてリサイタルや室内楽でも活躍、同世代の中でも抜きん出たフルート奏者の一人として評価を確立。ラインガウ、エミリア＝ロマーニャ、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど世界各国の音楽祭からも招かれている。