マティアス･ゲルネ＆クリストフ･エッシェンバッハ『冬の旅』　ピアニスト変更のお知らせ

10/22（日）サントリーホールにて開催いたします「マティアス･ゲルネ＆クリストフ･エッシェンバッハ『冬の旅』」は、ピアノのクリストフ･エッシェンバッハ氏が左手指の不調のため出演できなくなり、代わって、マルクス･ヒンターホイザー氏がピアノを務めることとなりました。なお、曲目について変更はございません。

マルクス･ヒンターホイザー氏は、ゲルネ氏と数多く共演し、「冬の旅」では世界各地を巡り、高い評価を得ています。また、2016年よりザルツブルク音楽祭の芸術監督も務めています。引き続き、ゲルネ氏の十八番とも言うべき「冬の旅」にご期待いただき、新たな共演者との演奏をお楽しみいただけますと、誠に幸いに存じます。

チケットをご購入下さいましたお客様には、大変ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。

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マルクス･ヒンターホイザー（ピアノ）

イタリアのスペーツィア生まれ。ウィーン国立音楽大学、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でピアノを学び、エリザベト・レオンスカヤ、オレグ・マイセンベルクらのマスタークラスに参加した。

ピアニストとして、また室内楽奏者として、カーネギーホール、ウィーン楽友協会、ウィーン・コンツェルトハウス、ミラノ･スカラ座、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭、ウィーン・モデルン、ベルリン芸術祭など世界各地の主要ホールや著名な音楽祭で演奏している。

歌曲の伴奏においては、名歌手ブリギッテ・ファスベンダーの長きに亘るパートナーとして、またマティアス・ゲルネとのシューベルト「冬の旅」で世界各地において絶賛を博したことが特筆される。

近年は、現代音楽の演奏にも取り組んでおり、とりわけノーノ、シュトックハウゼン、フェルドマン、リゲティなどの作品を数多く取り上げている。テレビやラジオ収録でも、シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンの全曲録音を行っているほか、フェルドマン、ノーノ、シェルシ、ウストヴォーリスカヤ、ケージなどの作品のCDをリリースしている。

さらに、プロデューサーとしても才能を発揮しており、トーマス・ツィアホーファー=キンと共に、「Zeitfluss」（時の川）という現代音楽シリーズをスタートし、国際的な評価を決定づけた。このシリーズは、1993年から2001年までザルツブルク音楽祭の一環として取り上げられた。ウィーン芸術週間においては、「Zeit-Zone」（時の領域）シリーズが、2002年から2004年まで取り上げられた。

その後、2006年から2010年まで、ザルツブルク音楽祭のプログラミング責任者、2011年には芸術監督を務めた。2014年から2016年まで、ウィーン芸術週間の芸術監督、2016年10月からはザルツブルク音楽祭の芸術監督として再びザルツブルクに戻っている。

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